私たちは感情の奴隷

日々、忙しくしていると起きた事象についつい反応し、心も体も疲弊していることがある。特に毎日仕事をしている人や、ストレスの多い事をこなしている人にとっては。

毎日、家にいても心に起きるさまざまな妄想によって心が反応し、あれこれいらないことを考えてしまう。私たちは、感情を持っていますが、その感情により、ありもしないことを想像し、現実としてとらえる傾向にあります。以前、『反応しない練習』草薙 龍瞬【著】では妄想こそが人間が最も得意で、大好きで、ほぼ一日中絶え間なく繰り広げられるナンバーワンの煩悩と言っています。この感情という妄想に振り回されている状態は、自分本位ではなく奴隷になっている状態。一刻もはやくこの奴隷の状態から自分を解放し、コントロールする状態にもっていきたいです。

そこで役に立つのが瞑想

瞑想は心身ともにリラックスするばかりか、自分自身を取り戻すことができます。日々の忙しく移り変わる感情や心の変化から離れ、俯瞰的に自分自身を観察する機会を与えてくれます。この出来事で自分は、こんな感情になったんだなと確認するだけで良いそうです。そう、確認するだけ。ここで評価してはなりません。これがいけなかった、駄目だったとか良かったとか。そして、また呼吸に意識を集中し瞑想します。

瞑想という特別な時間は自分を取り戻すばかりか、心の洗浄をしてくれ、煩わしい感情で反応する脳へもリラックスさせる効果があるそうです。ありとあらゆる思いが次々に浮かんでは消え去っていきます。やがてあなたは何も考えず、何も期待せず、何も望まなくなります。瞑想をすることで自我にとらわれた感情から解き放たれ何者でもない、何の期待もしない自分になることができるのです。良いやり方間違ったやり方は存在しません。ただただ、今を取り戻すのです。今を。

感情に支配されるのではなく、自分自身をコントロールするために瞑想を取り入れよう!!

とっても素敵なことです(^^♪

再新再生(活性化)を図る最大の方法の一つは、毎日「瞑想と思索の時間」をとることである


ジェームス・スキナーより引用