競争して何になるの?

楽天主義平和主義者とは私のことです。ここでは、平和主義について聞いてほしい。なぜかというと、争うことにまったく興味がないからだ。争うこと競争することでなんの役に立つのかまったく理解できないからです。しかし、現在の社会で生きていたら、競争に巻き込まれる。いや、巻き込まれない方がめずらしい。学校では、勉強が誰よりもできるかどうかで判断され、テストの点数を競い合います。そのテストの点数で人生が決まってしまう場合がある。もう、小学生のころから競争の世界に嫌顔でも入っている。社会人になれば、売上を各店舗で競い合ったり、ライバル会社に上回るためあの手この手のサービスを考え出す。私から言うと、人と競争ばかりしていると疲れない?私たちは、競争の世界から抜け出せないの

でも、競争することでモチベーションが上がり、物事に取り組む集中力が増す人もいる。経済にとっては、競争は富をもたらすとされています。以下省きますが、私たちが住む日本は資本主義経済を採用していることで競争を生み出しています。経済活動をする会社は、やはり、競争しなければならない。

競争自体が悪いと言っているのではない。でも、言いたい。無用なラットレースがあることを。誰かが仕掛ける競争があることを。人に競争させて優劣を決めたがる人がいることを。ずるがしこい人たちがルールを決めて、その中で競争させられていることを。

五味さんはこんなことを書かれています。「ただ競争がつまらないのは、自分にとって必要もない競争を周囲から強いられるからであって、なんの目的のため競争をしているのか、ちっともわからないというような場合です。勝っても負けてもなんの意味も価値も、それこそ進歩もないという競争です。競争に勝つことだけに意味があり、負ければただがっかりするというような競争、競争のための競争です。

私は転職した会社(数多く)に馴染めないのは、もしかするとこの理由かも。営業職をしている人なら誰しも感じるでしょう。壁に貼られた契約件数を競うグラフを見て目をキラキラさせているのは、競い合っている本人ではないことを。

純粋にお客様のために喜んでいただきたいという思いが、契約件数に比例しないことを知ってほしい。学校で興味のあることを追求しても、テストの点数が上がらないことを知ってほしい。

だから無用なラットレースには参加しないことです。もちろん全責任は自分がとるつもりで。でもそれって自由でしょ。誰かが決めたゲームに参加するのではなく、最大の勝利は戦わずして勝つことです。勝つか負けるかはあなた自身が決めるのです。あなたの人生はあなたが決めるのです。

とっても素敵なことです(^^♪

決して人が求める理想を求めません。

人が笑ってほしい時に笑いません。

自分が笑いたいから笑います。

イチロー