「瞑想」が私に与えてくれたもの

瞑想について話をしましょう。

僕は瞑想を習慣に取り入れています。リラックスする方法や不安な心を少しでも和らげるようにと始めました。瞑想をやり始める前は、せかせかしてて「心ここにあらず」っといった感じ。頭の中では未来や準備することに意義を見出していました。しかし、心は常に未来を見ながら行動していたためか「不安」がどうしても僕につきまとうのです。不安だからこうしようと準備するならまだしも、自分の力ではどうしようもない事まで考えだし、あれこれ憂いました。そのためか、常に疲れが取れなかったように思います。

そんな矢先に出会ったのが「瞑想」です。この「瞑想」を取り入れて良かった点をみなさんとシェアしたいと思います。まず「瞑想」と聞くと、なんかす霊的なものやスピチュアルな意味合いがありそうです。しかし、今やGoogleappleといったスピチュアルとは対照的なところにいるトップのT企業でも「瞑想」は取り入れられています。僕も実際に「瞑想」を取り入れてからというもの人生が変わりました。どう変わったかはこのブログでお伝えします。その前に、「瞑想」について実際に僕におこった変化をお話ししましょう。

「瞑想」でおきた変化。自分の感情をコントロールできるようになる。する情動的知能を高めることができました。何か問題がおきても冷静に対処することができたり、いままですぐにイライラしていましたが、怒ることが少なくなりました。車の運転のとき、無理な横入りや車間距離を取らずに近づいてくる車にたいしていつもイライラしていました。それが、おかげさまで、いまは慈悲の心が芽生えます。「譲り合い、感謝、お先にどうぞ」いえる心の余裕が生まれています。

後に調べたところ、「瞑想」によって脳が変化しているそうです。脳の前頭前野という部分が変化しはじめて、自分の感情をコントロールする「情動的知能」を高めることができるそうです。まさに、イライラする人にはもってこいですね。さらに、脳の偏桃体という部分にも変化をおこします。この偏桃体は、私たちに危険やがせまっているときやストレスに敏感に反応します。しかし、「瞑想」を実践している人はこの偏桃体の動きが穏やかになったそうです。

この脳の変化は、僕に余裕をもたらせてくれました。ついこの間、レストランに行った際、若いアルバイト店員さんが間違えてオーダーを持ってこられました。実は、料理が運ばれてくるまでかなりの時間待たされました。しかも料理がちがうし。普段なら腹立つところですが、少し間をおいて冷静に対応できたのです。その若い店員さんを呼び止めて笑顔で対処することができたのです。しかも心は怒るどころか、その店員さんにエールを送ることもできたのです。自分で自分のことが好きになりました。これは「瞑想」が私に与えてくれたものです。

「瞑想」は大げさかもしれませんが、人生がかわります。今まで僕は短気で怒りっぽく、せかせかしていたのが、「瞑想」によって自分の心をコントロールする術を身に着けることができたのです。いままで感情に流され、自分の欲望に負けていたのが、今では、冷静に考えることができ、やると決めたことは続けられるようになったのです。昔の僕だったら、すぐに結果が出ないことでイライラ、もうやめていた習慣も勉強も今は違います。いままでできなかった、続けられなかった事もできるようになる。これって人生変わるでしょ。

その他、「サーチ・インサイド・ユアセルフ」(著者/というチャディー・メン・タン)という本には、瞑想の効果についていくつか書かれています。

  • 集中力が向上する
  • 想像力が高まる
  • 脳のストレスを抑える
  • 自己統率力がつき、欲に負けないようになる

このようにたくさんの効果があるとわかります。

「瞑想」の方法についてお話ししましょう。

「瞑想」の方法というのは重要ではありません。それよりも大事なものは毎日続けること。ソファーに座りながらも、電車のつり革につかまりながらも「瞑想」をすることができます。テレビのように座禅をくんで、呼吸に意識して・・・なんて考えてやっていたら、なかなか続きません。それよりも「瞑想」の大事な約束があります。

それは、「今に意識を向けること」。みなさんも1分間「瞑想」をやってみるとわかりますが、雑念が浮かんできます。頭の中では「洗濯物おわったかな」「あ、雨がふってる」「そういえば実家のお母さんに大根送ろう」とか。これは自動思考と呼ばれています。自動思考は脳が疲れるばかりか、マイナス思考も生み出します。自動思考は心の雑念です。心の雑念が悪いのではなく、頭に浮かんだら意識を今に戻す。この繰り返しが「瞑想」なんです。実際、ぼくも1分間の間に、どれだけ雑念に支配されたか・・。でも今の呼吸や座っている椅子の硬さ。腕の重さとか、呼吸や身体の神経に意識を向けて今のいることに意識を向けるようにしました。ちょうど腕立て伏せをしている感覚でしょ。そうして鍛えられるように、心も鍛えられるのだと思います。

まだまだお伝えしたい内容ばかりなので、この内容は次のブログに書きますね。

楽しみに待っていてください。そういえば、待ってるときってワクワクしませんか。これが楽しみな事ならなおさら。そんな状況僕は大好きなんです。実際、楽しみを体験している時よりも想像してワクワクしている時のほうが楽しいかもって感じます。

それってとっても素敵な事(^^♪

今日という日は、残りの人生の最初の日である。

Today is the first day of the rest of your life.

チャールズ・ディードリッヒ(米国の薬物中毒患者救済機関の設立者 / 1913~1997)より引用