「瞑想」が私に与えてくれたもの②

前回は瞑想が私に与えてくれた効果について説明しました。

今回は、瞑想を続けるコツをお伝えします。

みなさんも私もこの現在を生きています。この2020年現在は、デジタル機器に囲まれています。特にスマホが世に出てきて以来、いつだって情報にアクセスできます。毎日くる携帯のメールを見るだけでも大変。そんな「瞑想」なんてする時間ないわっていう声が聞こえてきます。自分自身の声を聴く時間なんてとれないというのが正直な意見です。しかも、「瞑想」を続けていると、効果が目に見えにくいという特徴があります。心の中では変化しているものの、気づきにくいのです。筋トレのように続けていると体が引き締まったりして目に見えるといいのですが、大事なものは目に見えないのです。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。

かんじんなことは、目に見えないんだ

It is only with the heart that one can see rightly,what is essential is invisible to the eye.

『星の王子様』【著/サン・テグジュペリ】より引用

ここでおすすめの「瞑想」を紹介しましょう。「瞑想」を決まった時間にするのではなく、普段の生活に取り入れるのです。具体的には、「いま、この瞬間を観察する」事です。これで自動思考(想像したり、考えたり、思い出したり、アタマの中でぼんやりと何かを考えている状態)が出てこなくなります。みなさんもこのブログを読みながら、おそらくパソコンやスマホに触れているはずです。この触れている感覚をよーく観察してみましょう。冷たいのか温かいのか、触り心地は硬いのか柔らかいのか、硬いのなら手のどこに圧力を感じるのかっとか、このように観察している時は自動思考は出てこない。「いま、この瞬間を観察する」イコール「瞑想」なのだと思います。

ほかにも、自分の呼吸に意識を向けてみる方法があります。鼻から吸って、その吸うときに鼻から空気が入ってくる感覚に意識を向けてみます。ほのかに冷たい空気を感じることができるでしょう。逆に息を吐くとき、口でも鼻でも、あたたかい空気の流れを感じることができます。これが「瞑想」の王道である呼吸瞑想です。とっても簡単。これを応用したのが車を運転するときにつかえる「車運転瞑想」とか、歩いている時に瞑想する「歩行瞑想」、さらに食事はおすすめです。食事は、五感をフル活用できるので、「瞑想」にはもってこいです。はじめて食べるかのように食べ物をよーく観察する。見た目、歯ざわり、香り、かんだ時の音、食べ物がしたに触れる感覚などです。たったこれだけで「瞑想」ができるのです。

その時も、心は考え事を始めるでしょう。そうしたら、また感覚に意識を戻す。この繰り返しが「瞑想」なのです。とっても簡単で毎日でもできそうですね。

もうひとつ、ぼくがやる「瞑想」の方法ですが、これは毎日よーくやります。それが、「感情の瞑想」です。別名、セルフモニタリングと呼ばれています。やり方はこれも簡単。自分の感情を観察するだけです。例えば、運転を僕なんかはよくしますが、交通渋滞が頻繁に起こります。その時の心の感情を観察します。イライラしてきたとか、焦りはあるか?とか・・・。自分で自分の感情を観察することはメタ認知と呼ばれているらしい。これって、生きていくうえで感情が動く瞬間がありますよね。だから、毎日できるのです。しかも簡単に。メタ認知が高まるといいことがありました。僕はこの「瞑想」を毎日のようにやっていますが、実際、変化がありました。

僕は「瞑想」を習慣に取り入れて変化したこと。実感としては、集中力が増しました。イライラが少なくなったみたいです。あと、穏やかな気分で毎日を過ごすことができました。心に余裕が出てくるのです。みなさんも騙されたとおもって試してみてください。

このように、簡単で単純な「瞑想」ですが、とっても奥の深いものです。

瞑想の効果をもう一度まとめます

  • 幸福感
  • リラックス
  • 集中力が増す
  • ストレス軽減
  • 感情コントロール

長期的にみるともの凄い効果がさらにあります

  • 寿命がのびり
  • 脳が変化する
  • 目標達成力がたかまる
  • ポジティブ思考になる

「いま、この瞬間を観察する」これが「瞑想」です。普段の生活の中で、いつどもどこでもすることができます。しかも効果は数えきれないくらいあります。これはやらない理由が見つからない。

人生前向きに、幸福に生きていくために欠かせない「瞑想」。最近の研究では、この「瞑想」の効果が実証されています。みなさまもぜひ、人生に「瞑想」を取りえれてみてはいかがでしょうか?

人生変わって良い結果になったらもうけもの!

これってとっても素敵な事(^^♪

悩んだ時には死んで棺桶に入ったつもりになって自分を見つめてみる。すると、どうでもいいことがたくさん見えてきて余計なことを思い煩わなくなる。同時に、大切なものもはっきりとわかるだろう

『マルチョン名言集・格言集』より引用