なぜ日本の子ども、幸福感最低なのか?

先日国連児童基金(ユニセフ)より先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度で、日本は生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位と最低レベルだったとの報告書を公表しました。このデーターは2015年から2019年のものだそうです。

このニュースをご覧になられた方はどのように感じただろうか?ここでのブログは私が思う幸福になるために何をすべきかを皆さんにシェアしたいと思います。これは一般論ではなく、僕の考え方法論ですのでご注意くださいネ。

お話しする前に、私の経験上、ある一つの法則があることを発見しました。それは、「すべての物事は二つの事柄から成る」ということです。たとえば、

  • 健康と病気
  • できるとできない
  • 勝利と敗退
  • 幸福と不幸
  • 豊かさと貧しさ

まるでコインの裏表のように、ある事柄には必ず反対の事柄がある。←あたりまえですが(^-^;

ここで自分が望む事柄はどちらなのかを考えてみます。もちろん、みなさんはどちらが良いのかと聞くまでもないですよね。ここで重要なことは意図的にあなたが望むものとは反対の事柄を考えてみることです。おもいっきり想像力を働かせて。紙に書いてみることをお勧めします。

紙に自分がこうなったら嫌だということを想像力を働かせて書くのです。最悪のシナリオですよね。例えば、僕は職についていますが、職を失ったらどうなるだろうと紙に書くのです。職を失う。お金が入ってこない。今までの暮らしができなくなる。さらに続けます。職安に行って職を探す。お金が入ってこないけどお腹は空いて、お風呂にも入るし、寝るところも必要(借家)、生きているだけでお金が出ていく。住むところがなくなる。引っ越しになる。引っ越しもお金がかかり借金してします・・・。という最悪なシナリオです。こう考えてくるとマイナス思考のオンパレードです。断っておきますが、僕はもともとポジティブ性格ですよ。でも、ここで重要なのがここで終わらせないことです。

さっきの法則の次は反対側をいま現実に生きていると実感するのです。するとどうなるでしょう。僕はどんな些細なことでも幸せを感じることができました。毎日、仕事に行ける喜び。おいしいご飯を食べることのできる幸せ。こんなことで幸せに感じることができるって最高なんです。いままであたりまえだと思ってたことが、現実にいまあること。そう考えると、皆さんも幸せに感じませんでしたか?

日本に住む私たちは、先進国に居ながらさまざまな物に恵まれています。外を歩けばコンビニがあり、いつでも食べ物が買えるし、蛇口をひねれば、いつだって水が飲める。暑い日はクーラーが部屋にあるし扇風機だってある。寒い日は電気毛布やストーブだってあります。十分、不自由がない暮らしができているのです。

最初の話にもどります。日本の子どもの生活満足度が低いというのは、この「豊かさ」の反対の「貧しさ」を理解していないのではないのでしょうか?人と比べるのではなく、反対の状況と比べてみる。これをするだけで、自分がいま、生かされているのに気づきませんか?人と比べることでは、「幸せ」は永遠にやってこないと思います。でも人って比べたがるよね。もしかして日本の教育がそうなってるのでしょうか?その考えをいったん隅にやっておいて、今は、反対の状況について実感してみます。いまこの現実を生きている。毎日嫌だったものが素敵に感じるはずです。

この現実に気づけたなら「生きていることへ感謝もできるはず」ですよね。

これってとっても素敵な事(^^♪

人生には恐れるべきものは何一つなく、ただ理解すればよいのだ。今こそ、恐怖心が薄らぐように、理解を深める時である。

マリ・キュリーより引用